信楽透器
今回は、今話題の「透ける陶器」のご紹介。
窯業試験場にて実物を見学させていただきました。
元来、光を通す磁器に対して、陶器は不透明で光を通さないもの。
今回陶土の配合技術の研究を重ねた結果、
従来の信楽焼の特徴を保ったまま、透過性のある陶土の開発に成功したそうです。
信楽透器の特徴は大きく以下の3つ。
3倍の透光性
厚みのある陶器でも充分に光を通す
成形性が良い
従来の陶器と同様、ロクロ・手びねり・鋳込みによる成形が可能。
また焼成時に熱変形しにくい他、釉がけも可能。
練り込みが可能
焼成時の熱膨張率や収縮率が一般陶土に近く、不透明な陶土との練り込みが可能。
→ストライプやマーブルといった新しい表現が可能。
伝統的な技術を活かしながら、現代のニーズに合った新たな開発にも挑む信楽焼。
今後「信楽透器」を使ってどんな商品が生まれていくのか…楽しみです。
窯業試験場にて実物を見学させていただきました。
元来、光を通す磁器に対して、陶器は不透明で光を通さないもの。
今回陶土の配合技術の研究を重ねた結果、
従来の信楽焼の特徴を保ったまま、透過性のある陶土の開発に成功したそうです。
信楽透器の特徴は大きく以下の3つ。
3倍の透光性
厚みのある陶器でも充分に光を通す
成形性が良い
従来の陶器と同様、ロクロ・手びねり・鋳込みによる成形が可能。
また焼成時に熱変形しにくい他、釉がけも可能。
練り込みが可能
焼成時の熱膨張率や収縮率が一般陶土に近く、不透明な陶土との練り込みが可能。
→ストライプやマーブルといった新しい表現が可能。
伝統的な技術を活かしながら、現代のニーズに合った新たな開発にも挑む信楽焼。
今後「信楽透器」を使ってどんな商品が生まれていくのか…楽しみです。
by lifeceramics
| 2010-04-23 09:53
| リポート